1.利息が法外に高いデメリット 年利500%

貸金業では出資法で定められた年利「29.2%」を超える利息で融資することは違法行為になります。この限度を遵守してない業者を通称で闇金と呼ばれます。
警察に摘発された闇金の融資を見ますと、年利は「100~500%」の場合が多いです。 貸金業法では年の利息が「109.5%」を超える場合は、元金・利息ともに支払わなくて良いと法律にあります。 闇金業者は勿論知っていて現金として貸すわけですから、法的な手段を取られないように名目を変えて「保証金」とか「相談の紹介料」という形に変えているのが通常です。



また「年利実質5%出融資」とかいう広告を目にしますが、相談に乗るとか何だかんだ理由を付けて借りることは出来ません。 結局は保証金・審査料4万円を取られて弁護士にも言えなく泣き寝入りということもあります。 最悪の場合ですと振込詐欺・名簿販売業者の場合もありますので、異常に安いケースには十分にご注意ください。

2.初回は5万円前後が限度です

闇金は法外な利息をサイクル毎に搾取するのだから、いくらでも自分の都合で追加の融資をしてくれると思ったら大間違いです。 全く信用も担保もない人間に初回から高額な貸付をするのはリスクが高い訳です。 一般の平均の相場が5万円くらいで、もしもっと融資額を希望通り増やして欲しいと自発的に申し込むと悪質な場合は、更に利息が高い闇金を紹介して、手数料として借りる金額の20%を搾取されます。
街中の電柱の広告などで当日に500万円まで必ず借りれますとあっても、最終的に融資を受けることはまず出来ません。 怪しい闇金もリスクを相談の上で考慮しながら慎重に経営をしているので20万円以上は無理だと思ってよいでしょう。


闇金の手口は甘い言葉で勧誘して少額を融資させ返済させない


3.債務整理になった際に受けてくれる弁護士が少ない

ローンにより借りる金額が膨らみ自己解決できなくなった場合には、4種類の債務整理の方法が自分の意思で選択できます。 「自己破産」「任意整理」「個人民事再生」「特定調停」とご自身の条件にあったものを縛りなく選ぶことが出来ます。 どれを選ぶにしてもご自身で手続きして、管轄の家庭裁判所を通していくというのは法的な知識として難しいです。 多くの場合は経験のある弁護士に依頼して(有料で10万円~20万円が相場です)債務を減らすか無くすという手段を取ります。
ここで闇金から融資をされているとなると、弁護士が正式に相談の依頼を受けてくれない困窮したケースが多くなります。交渉相手が闇金ですと行程がスムーズにいかなくなる為です。 天下無敵の弁護士もご商売ですので割にあった仕事から選びたいというのが本心な訳です。 闇金の場合は電話連絡をわざと取れなくしたり、嫌がらせをしたりして債務整理をさせない面倒な妨害が入る可能性が非常に高く顧問の弁護士からは敬遠されやすいです。


過去に逮捕された闇金による融資の実例


4.借金の完済を力技でさせてくれないケース

闇金からすると半年以内にジャンプなく完済できる資金能力がある裕福な人は優良顧客となりますので、融資を続けることで利益を長期間で確保していきたい訳です。 「現金を少しでいいから途絶えずに借りていてください」(押し貸し)という相談の言葉から断われ切れなくズルズルと融資を受けてしまい、知らずに支払う借りる元本の利息がかさんでしまいます。
初めは融資の丁重なお願いでも、それが暴力的な脅迫になることもあり得ます。 個人情報を弱味として握られてますので立場は弱いわけですから、断りきれなく完済出来ずに悩んでいる方も少なくはありません。 また完済した後でも「情報修正料金が1万円」ですとか「銀行に5万円振り込んでおきました」とか明確な違法行為をされることもありえます。


携帯闇金の融資がネットで探しても見つからない理由


5.違法の取り立て

貸金業法の取立ての禁止事項がいくつかあります。「午後9時から午前8時」「事前の相談なしの多人数での押しかけ」「勤務先への延滞の連絡」「暴力」「張り紙・看板」などです。 闇金は融資した時点で法を犯していますので当然取立ても厳しく違法行為を行うことが簡単に想像できます。
違法行為なので警察へ連絡すれば済むと思われている方が多いですが、意外と公的機関は積極的に動いてくれなく一人で悩んでらっしゃれる方も多くいます。 警察が積極的でない背景としては、恐らくですが「違法と知っていて借りたんでしょ!」という気持ちがあるのではないでしょうか。 闇金から融資を受けると借りた本人は法的に罰せられませんが、モラルとしては違法だと知っていて関わったと取られても仕方ありません。
なかなか相談しても警察が動かないので被害者の会などが発足されるわけです。確かに国家としての怠慢かもしれませんが、それを借りる人間も問題はあると思います。

6.個人情報を名簿屋に売られる

債務で闇金から融資を受けるということは、それだけお金に困っていることになりますので、その方面では個人情報が有料で取引されるだけに値します。 一説には1件で5円くらい、高いと10円くらいではないかと言われています。 個人情報が一度売れられてしまえば、多方面からの闇金や詐欺などから連絡が殺到してしまいます。
良く聞くのが自己破産などで債務整理をすると、即刻「お金を借りるのは如何ですか?」と闇金などから不意に相談の連絡が入ると言われています。 弁護士により裁判所を通すということもあり、そのような情報が出回ってしまう為でしょう。 もし闇金からの融資を完済したとしても、その後の多方面からの勧誘が付きまとうことになります。

偽装質屋という新手の闇金が店舗型で摘発

2015年になりメディアで報じられるようになったのが、偽装質屋という買取を建前にした高金利の金貸しです。 顧客は年金受給者であるお年寄りがお金を借りる事が可能で、経営者としては回収不能に陥りにくいメリットがあります。 質屋の利点としては貸金業者に比べて、法律で金利を5倍以上高くすることが出来るのが抜け穴で盲点になっています。 これは営業としてコストが消費者金融などに比べても嵩むことを考慮にいれた裁判例なのでしょう。 しかし2015年に九州を中心に、偽装質屋を警察が闇金として摘発し始めました。 相談のクレームを弁護士に言いにくい臆病なお年寄りをターゲットにしていた悪質な商売だということです。

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